仮想通貨の投資をやってみたいけどよくわからない
「必要な書類は何？」「本人確認はどうするの？」「入金はどうやるの？」
こんな疑問を解決します。
本記事では、仮想通貨への投資を考えている方、その第一歩としてコインチェックの口座開設から取引開始までの流れを解説。
日本の仮想通貨取引所の代表格として知られるのがコインチェックです。
安全性と使いやすさを兼ね備えたプラットフォームとして、初心者から上級者まで幅広いユーザーに支持されています。
そこで本記事では、コインチェックの基本情報から口座開設の具体的な手順、初期設定のポイント、さらには取引の基本までを詳しく解説していきます。
1. コインチェックとは？初心者向け基本情報
コインチェックは、仮想通貨取引所の中でも最も注目を集めているプラットフォームです。
その理由を、特徴や強み、取り扱い通貨の観点から詳しく見ていきます。
コインチェックの特徴と強み
コインチェックは2012年に設立され、2014年から仮想通貨取引サービスを開始しました。
それ以来、日本の仮想通貨市場をリードする存在として成長を続けている取引所です。
その主な特徴と強みは下記の4つです。
メモ
1.操作性がいい
2. 高いセキュリティ
3.豊富な取引オプション
4.充実したサポート
初めて仮想通貨取引所を使用する人でも直感的に操作できるといいた使いやすいインターフェイスで外出先でも簡単に取引状況をチェックしたり、取引をおこなうことができます。
セキュリティも万全で業界トップの安全性です。
日本語での丁寧なカスタマーサポートが受けられ、初心者でも安心して利用できます。
取り扱い仮想通貨の種類
コインチェックではどのような仮想通貨の取り扱いをしているのか種類をみていきます。
主要な仮想通貨から新興の通貨まで、幅広い種類の仮想通貨を取り扱っています。
・ビットコイン（BTC）
・イーサリアム（ETH）
・リップル（XRP）
・ライトコイン（LTC）
・ビットコインキャッシュ（BCH）
・ステラルーメン（XLM）
・ネム（XEM）
・モナコイン（MONA）
・ダッシュ（DASH）
・ジーキャッシュ（ZEC）
国内最大級30種類の暗号資産が500円から購入可能です。
他にも、定期的に新しい通貨が追加されて投資の選択肢が豊富です。
各通貨の特性や市場動向を理解した上で、自分に合った投資戦略を立てることができます。
このようにコインチェックは初心者から上級者まで幅広いユーザーから指示されています。
では次は実際の口座開設に向けた準備について詳しく見ていきます。
口座開設の準備：必要なもの
コインチェックで口座を開設する前に、いくつか準備するものがあります。
この段階で必要なものを揃えておいておくことでスムーズに口座開設をおこなうことができます。
身分証明書
本人確認のために、以下のいずれかの身分証明書が必要となります。
1.運転免許証
2.マイナンバーカード
3.パスポート
4. 住民基本台帳カード
5.在留カードまたは特別永住者証明書
注意: 身分証明書は有効期限内のものを使用してください。また、画像は鮮明で四隅まで写っているものを用意しましょう。
スマートフォンとメールアドレス
口座開設には、メールアドレスがです。また本人確認書類の提出があるのでスマートフォンが必要になります
・一人につき1つの口座しか開設できません。複数口座の開設は禁止されています。
・登録情報は正確に入力しましょう。嘘の情報で登録すると口座が凍結される可能性があります。
・セキュリティ強化の為に二段階認証を必ず有効にしましょう。
これらの準備ができたら次はさっそく実際に口座開設をおこなっていきます。
コインチェック口座開設の手順
コインチェックの口座開設は、とても簡単。たった5分で口座開設することがきます。
それではさっそく解説していきます。
口座開設方法
コインチェックを開きます。
「新規登録」ボタンをクリック
メールアドレスとパスワードを設定する。
普段使用する有効なメールアドレスを入力します。
確認メールが届くので、本文中のリンクをクリックして認証を完了させます。
サービス利用前に重要事項の承諾をチェックしましょう！
次に電話番号を入力します
SMSで届いた認証コードを入力
続いて、本人確認書類を提出していきます
表示のQRコードを表示します。
自身のスマートフォンでこのQRコードを読み込みます。
アプリ コインチェックをダウンロードしたらアプリを起動。
アプリが起動したらログイン
ログインできたら右下にある本人確認
STEP2の基本情報を入力していきます。
基本情報を入力します
基礎情報が入力終わったら次は、本人確認書類です
本人確認できる身分証明書を選びます
本人確認用の身分証明書をスマートフォンの指示に従って撮影
（撮影時に手ぶれが無いように注意しましょう）
すべて指示に従って提出したら提出して終了です。
あとは、提出した身分証明書と写真で本人確認（審査）がとれたら口座開設終了です。
審査にかかる一般的な時間
- 通常、数時間から数日程度で審査が完了します。
- 混雑時期や書類に不備がある場合は、さらに時間がかかる可能性があります。
承認通知の確認方法
- 承認されると、登録したメールアドレスに通知が届きます。
- コインチェックのウェブサイトやアプリでもステータスを確認できます。
初回ログインと設定確認
承認通知メールに記載されたリンクからログインします。
登録情報の最終確認
- マイページで登録した情報に誤りがないか再確認します。
- 修正が必要な場合は、速やかにサポートに連絡してください。
#### 3.6.3 利用規約と重要事項の確認
- 取引を始める前に、利用規約と重要事項説明書を必ず読みましょう。
- 不明点があれば、サポートに問い合わせることをお勧めします。
以上がコインチェックの口座開設をおこなう手順になります。
とても簡単ですね。早ければここまで5分で口座開設ができます。
では口座開設後の初期設定や、実際の取引開始に向けた準備について解説していきます。
口座開設後の初期設定：セキュリティを強化しよう
コインチェックの口座開設が完了したら、次は初期設定としてセキュリティを強化していきます。
大切な資産守るために、安心して取引をおこなえるために任意ですがやっておいて損はないと思います。
二段階認証の設定方法
二段階認証は、不正アクセスを防ぐ最も効果的な方法の一つです。
コインチェックでは、Google認証システムを使用した二段階認証をおこなうことができます。
設定手順
ポイント
1. コインチェックにログインし、「設定」→「二段階認証」を選択します。
2. Google認証システムのQRコードが表示されるので、スマートフォンでスキャンします。
3. スマートフォンに表示された6桁のコードを入力して認証を完了させます。
4. バックアップコードが表示されるので、安全な場所に保管してください。
ログインパスワードと取引パスワードの設定
コインチェックでは、ログイン用と取引用に別々のパスワードを設定することができます。そうすることでセキュリティがさらに強化されます。
ログインパスワードの変更
ポイント
1. 「設定」→「ログインパスワードの変更」を選択します。
2. 現在のパスワードを入力し、新しいパスワードを設定します。
3. パスワードは最低8文字以上で、大文字・小文字・数字を含める必要があります。
取引パスワードの設定：
1. 「設定」→「取引パスワードの設定」を選択します。
2. 新しい取引パスワードを入力し、確認のため再度入力します。
3. 取引パスワードは、ログインパスワードとは異なるものを設定してください。
API連携の注意点
APIを利用することで、自動取引やポートフォリオ管理ツールとの連携が可能になります。ただし、APIキーの管理には細心の注意が必要です。
API設定時の注意点：
1. 「設定」→「API」から、新しいAPIキーを発行できます。
2. APIキーには「参照」「取引」「入出金」の権限があります。必要最小限の権限のみを付与しましょう。
3. APIキーは絶対に他人に教えたり、公開したりしないでください。
4. 定期的にAPIキーを再発行し、古いキーは無効化することをおすすめします。
通知設定の最適化：
コインチェックでは、様々な通知を設定することができます。これにより、重要な取引情報や不正アクセスの兆候をいち早く把握できます。
推奨される通知設定：
1. ログイン通知：新しいデバイスからのログインを検知できます。
2. 取引完了通知：注文が約定したことをすぐに知ることができます。
3. 入出金通知：不正な出金操作を早期に発見できます。
4. プライス通知：指定した価格に達した場合に通知を受け取れます。
通知設定は「設定」→「通知」から行うことができます。
必要な通知のみを有効にし、情報過多にならないよう調整しましょう。
取引限度額の設定
自分の取引スタイルに合わせて、1日あたりの取引限度額を設定することができます。
これにより、予期せぬ大きな損失を防ぐことができます。
取引限度額の設定方法：
1. 「設定」→「取引限度額」を選択します。
2. 現物取引、レバレッジ取引それぞれに対して限度額を設定できます。
3. 自分の資金力と取引経験に応じて、適切な限度額を設定しましょう。
これらの初期設定と定期的な確認を行うことで、コインチェックでの取引をより安全に行うことができます。
セキュリティは常に最新の状態を保つことが重要です。定期的に設定を見直し、必要に応じて更新を行いましょう。
入金方法と注意点：スムーズに取引を始めるために
コインチェックで仮想通貨取引を始めるには、まず日本円を入金する必要があります。
ここでは、入金方法の詳細と注意点について解説します。
銀行振込
銀行振込をおこなう際の手順を解説していきます。
振込手順
1. コインチェックにログインし、「入金」→「銀行振込」を選択。
2. 表示された振込先情報（銀行名、支店名、口座番号など）をメモ。
3. インターネットバンキングや銀行窓口で振込を行う。
4. 振込時、必ず振込名義人欄に表示された英数字の文字列を入力。
クレジットカードでの入金
コインチェックでは、クレジットカードでの入金はできません。
以前は、クレジット決済が可能でしたが現在は停止されています。
2018年頃から価格変動のリスクが大きいことを理由に多くのカード会社が暗号資産購入への利用を禁止しています。
コンビニ入金
コンビニ入金は、銀行口座を持っていない場合や、休日に入金したい場合に便利です。
入金額に応じて手数料が異なります.
- 3万円未満: 770円
- 3万円~30万円以下: 1,018円
（1回あたりの入金上限額は30万円）
コンビニ入金の方法：
1. 「入金」→「コンビニ入金」を選択。
2. 入金額と利用するコンビニを指定。
3. 表示された払込票番号をメモ。
4. 指定したコンビニで支払いを行う。
ペイジー（Pay-easy）での入金
ペイジーは、ATMやインターネットバンキングを使用した入金方法。
こちらもコンビニ入金と同様に入金額に応じて手数料が異なります.
- 3万円未満: 770円
- 3万円~50万円未満: 1,018円
- 50万円以上: 入金額×0.11%+486円
ペイジー入金の方法：
1. 「入金」→「ペイジー」を選択。
2. 収納機関番号、お客様番号、確認番号をメモ。
3. ATMまたはインターネットバンキングでこれらの番号を入力して支払い。
以上で入金が完了したら、仮想通貨の取引できる準備が整いました。
お疲れ様でした。
よくある疑問と回答：FAQ
コインチェックを利用する際に、多くのユーザーが抱く疑問について回答していきます。
質問1：口座開設にかかる時間は？
Q: コインチェックの口座開設にはどのくらいの時間がかかりますか？
A: 口座開設の所要時間は通常、以下のようになります
オンライン申請の入力：約5～10分
本人確認書類の審査：通常1〜3営業日
ただし、申込みが集中する時期や、提出書類に不備がある場合は、さらに時間がかかる可能性があります。
スムーズな開設のためには、正確な情報入力と鮮明な本人確認書類の提出が重要です。
質問2：未成年でも口座開設できる？
Q: 18歳未満でもコインチェックの口座を開設できますか？
A: いいえ、コインチェックの利用規約により、口座開設には18歳以上であることが条件となっています。
これは、仮想通貨取引に伴うリスクや法的責任を考慮しての措置です。18歳未満の方は、保護者の同意があっても口座を開設することはできません。
質問3：海外在住でも利用可能？
Q: 海外に住んでいますが、コインチェックを利用できますか？
A: 基本的に、コインチェックは日本国内の居住者向けのサービスです。以下の点に注意してください
- 日本国籍を持っていても、海外居住者は原則として口座開設できません。
- 一時的な海外滞在の場合、既存のアカウントは利用可能ですが、新規口座開設は困難です。
- 海外IPアドレスからのアクセスは、セキュリティ上の理由でブロックされる可能性があります。
海外から一時的にアクセスする必要がある場合は、事前にサポートへ連絡することをお勧めします。
質問4：口座の解約方法は？
Q: コインチェックの口座を解約したい場合、どうすればよいですか？
A: 口座解約の手順は以下の通りです。
1. 保有している仮想通貨と日本円を全て出金します。
2. コインチェックのサポートページから解約申請フォームを送信します。
3. サポートチームからの指示に従い、必要な情報を提供します。
4. 解約処理が完了すると、確認メールが送られます。
注意
解約すると、取引履歴などのデータにアクセスできなくなります。税務申告などに必要な情報は、事前にダウンロードしておくことをお勧めします。
質問5：取引手数料はいくらですか？
Q: コインチェックの取引手数料はいくらですか？
A: 取引手数料は取引の種類や量によって異なります
- 現物取引：無料（スプレッドに含まれる）
- レバレッジ取引：取引額の0.05%（最小0.01BTC）
- 販売所取引：無料（スプレッドに含まれる）
ただし、これらの手数料は変更される可能性があるため、最新の情報はコインチェックの公式サイトで確認することをお勧めします。
質問6：最小取引額はいくらですか？
Q: コインチェックでの最小取引額はいくらですか？
A: 最小取引額は仮想通貨の種類によって異なりますが、一般的には以下のようになっています
- ビットコイン（BTC）：0.005 BTC
- イーサリアム（ETH）：0.01 ETH
- その他の通貨：各通貨ごとに設定
ただし、これらの最小取引額は市場の状況により変更される可能性があるため、取引前に確認することをお勧めします。
質問7：仮想通貨の保管は安全ですか？
Q: コインチェックで購入した仮想通貨の保管は安全ですか？
A: コインチェックは以下のセキュリティ対策を実施しています
- コールドウォレット（オフライン）での資産の大部分を保管
- マルチシグ（複数の秘密鍵が必要な認証方式）の採用
- 24時間365日のセキュリティ監視
ただし、大量の仮想通貨を長期保管する場合は、ハードウェアウォレットなどの個人用ウォレットの使用も検討することをお勧めします。
質問8：税金の申告は必要ですか？
Q: コインチェックでの取引で利益が出た場合、税金の申告は必要ですか？
A: はい、必要です。仮想通貨取引による利益は、原則として「雑所得」として申告する必要があります：
- 年間の利益が20万円を超える場合、確定申告が必要です。
- 利益だけでなく、損失も正確に記録しておくことが重要です。
- 取引履歴は定期的にダウンロードし、保管しておくことをお勧めします。
税金に関しては、個人の状況によって異なる場合があるため、不明点は税理士や国税庁に相談することをお勧めします。
これらのFAQは、コインチェックを利用する際によく発生する疑問に対する基本的な回答になります。サービスの内容や規則は変更される可能性があるため、最新かつ詳細な情報については、常にコインチェックの公式サイトやカスタマーサポートで確認しましょう。
8. まとめ
仮想通貨の投資をやってみたいという方々に向けて、コインチェックの口座開設の方法を解説しました。
なんだか難しそうなイメージでしたが実際にやってみると銀行た証券会社の口座を作るよりも簡単かもしれません。
今回この記事が口座開設のお役に立てると嬉しいです。
最後に、これから仮想通貨の投資をはじめる方に知っておいてもらいたい情報として仮想通貨は価格の相場が上がったり下がったりが激しい市場です。
最初は少額の資金で取引を始め、リスクを最小限に投資をおこなってください。焦らず長い目で仮想通貨の将来の可能性を信じて楽しんでください。