こんにちは、しんきちです。
2月になると、なんだか憂鬱な気分になりませんか?
そう、「確定申告」の季節です。
仮想通貨投資を始めたばかりの人から、よくこんな相談を受けます。
「去年ちょっと稼げたけど、確定申告って必要なの?」
「ぶっちゃけ、黙ってたらバレないんじゃない?」
「計算が難しすぎて、見なかったことにしたい…」
その気持ち、痛いほどわかります。
日本の税金ルールって、わざと難しくしてるんじゃないかと思うくらい複雑ですよね。
でも、ここで逃げると後で痛い目にあいます。
逆に言うと、「正しい知識」さえあれば、何も怖がる必要はありません。
結論から言います。
- 会社員なら利益20万円から。
- 主婦・学生なら利益48万円から申告が必要です。
注意すべきは「バレないだろう」はもっとも危険です。
そこで今回は、難しい税金の話を「中学生でもわかるレベル」で解説できればと思います。
この記事を読めば、自分が申告必要かどうかが30秒でわかり、
今日から安心して枕を高くして眠れるようになりますよ。
それではいってみましょうー
【30秒で診断】あなたは確定申告が必要?不要?
まず自分が「確定申告が必要な人」なのかどうか、サクッとチェックしてみます。
2つのパターンで見ていきます。
パターン1:会社員(給与所得あり)の人
普段会社からお給料をもらっている人は、以下のルールです。
- 仮想通貨の利益が「年間20万円を超えた」→ 必要
- 仮想通貨の利益が「年間20万円以下」→ 不要
ただし、注意点が一つ。
確定申告が不要でも、「住民税の申告」は必要になるケースがほとんどです。
これ、意外と知られていないので注意してください。
パターン2:主婦・学生(扶養家族)の人
パートやアルバイトをしていない(または少額の)専業主婦や学生さんは、こちらです。
- 仮想通貨の利益が「年間48万円(基礎控除)を超えた」→ 必要
「利益」ってどう計算するの?
ここ大事です。「利益」とは、「売却額」のことではありません。
- 利益 = 売却額 - (取得額 + 経費)
例えば、10万円で買ったビットコインが35万円になったときに売ったら、
35万 - 10万 = 25万円 の利益です。
この場合、会社員なら20万円を超えているので「申告が必要」になります。
「黙っていればバレない」は99.9%嘘です
よくネット掲示板などで、「少額ならバレない」「海外取引所なら大丈夫」みたいな書き込みを見かけます
これ、「全部嘘だと思ってください。」
なぜなら、日本の取引所は金融庁の管轄下にあり、税務署とガッツリ連携しているからです。
税務署は、「誰が」「いつ」「いくら儲けたか」というデータを、取引所から入手する権限を持っています。
バレた時のペナルティがエグい
もし無申告がバレると、本来払うべき税金にプラスして、以下の罰金が科せられます。
- 無申告加算税=「申告してないよね?」という罰金。
- 延滞税=「払うの遅れたよね?」という利息。
- 重加算税=「わざと隠したよね?」という一番重い罪(最大40%!)。
最悪の場合、「稼いだ利益以上の税金を払う」ことになりかねません。
数万円、数十万円の税金をケチったせいで、人生がハードモードになる。
そんなのリスクリワードが見合ってないですよね。
税金は、「安心して相場に向き合うための入場料」です。
正直に払って、堂々と利益を使いましょう。
税金がかかるタイミング(ここ勘違いしやすい!)
「銀行に出金してないから、まだ税金かからないよね?」
これ、一番多い勘違いです。
税金がかかる(利益が確定する)のは、以下のタイミングです。
① 仮想通貨を売却して日本円にした時
これは一番わかりやすいですね。
② 仮想通貨で「何か」を買った時
例えば、「ビットコインでテスラを買った」とか「NFTを買った」という時。
実はこれ、「ビットコインを一度円に戻して、その円で買った」と見なされます。
なので、その時点での利益に対して税金がかかります。
③ 他の仮想通貨と交換した時
ここが盲点です。
「ビットコイン(BTC)をイーサリアム(ETH)に交換した」
この瞬間も、「ビットコインを売却して利益が出た」と計算されます。
「まだ円にしてないのに税金払うの?」と思うかもしれませんが、日本のルールではそうなっています。
なので、頻繁にトレード(交換)を繰り返している人は、
知らないうちに膨大な税金が発生している可能性があります。要注意です。
【2026年最新】税制改正はどうなった?
ニュースで「仮想通貨の税金が安くなるかも?」という話を聞いたことはありませんか?
2026年現在のルールは、残念ながらまだ「雑所得(総合課税)」のままです。
つまり、給与所得と合算されて、稼げば稼ぐほど税率が上がる(最大55%)仕組みです。
希望の光:2028年から変わるかも?
しかし、希望はあります。
「2028年からは申告分離課税(株やFXと同じ一律20%)にしよう」という議論がかなり本格的に進んでいます。
とはいえ、今(2026年の申告)はまだ現行ルールです。
「将来安くなるから」と後回しにせず、今のルールに従ってしっかり処理しましょう。
冬の時代を耐え抜いた人だけが、税制改正後の春を享受できるのです。
初心者におすすめの損益計算ツール
「計算ルールが複雑すぎる…自分でやるのは無理…」
安心してください。
手計算でやっている人なんて、今どきほとんどいません。
取引履歴が数件ならExcelでもいけますが、NFTを買ったり海外取引所を使ったりしているなら、「計算ツール」を使うのが定石です。
僕がおすすめするのは以下の2つ。
① Cryptact (クリプタクト)
Cryptact (クリプタクト)は、国内シェアNo.1。一番有名です。
対応している取引所がめちゃくちゃ多いのでDeFiなどの複雑な取引も自動で計算してくれます。
年間の取引件数が少なければ無料で使えます。
② Gtax (ジータックス)
こちらも使いやすくて人気です。
シンプルな画面で直感的に操作できます。
どちらも、「取引所からダウンロードした履歴データ」をアップロードするだけで、
自動で「今年の利益は○○円です」と計算してくれます。
まずは無料で登録して、「自分は結局、いくら利益が出ているのか?」を把握することから始めましょう。
現実を知るのが、不安を消す第一歩です。
まとめ:さっさと計算して安心しよう
確定申告の期限は、毎年3月15日までです。
ギリギリになると、計算ツールのサーバーが落ちたり、税理士さんが捕まらなかったりと、ロクなことがありません。
面倒くさいのはわかります。めちゃくちゃわかります。
でも、この面倒くさい作業を今日終わらせてしまえば、明日からは「追われる恐怖」から解放されます。
スッキリした気持ちで、次のバブルを取りに行きましょう。
未来は、行動した人だけのものです。
というわけで、今回はこれくらいにします。
まずは計算ツールへの登録から、小さな一歩を踏み出してみてください。それでは!